いのち動的平衡財団の
メッセージ

生物学者・福岡伸一は、
2025年大阪・関西万博において、
テーマ事業プロデューサーを務め、
未来に向けた新しい生命論を提示する
「いのち動的平衡館」を建設しました。

いのちは、絶え間なく流れる”動的平衡”の中で継承され、
生命体同士の共生と利他的協力によって
進化してきました。

それゆえ人間もこの原理に基づいて
行動変容していかなければならないというメッセージを、EXPO2025閉幕後も社会に向けて継続的に広め、
持続可能な地球環境の実現に向けて貢献していきます。

事業内容

展示事業

EXPO2025「いのち動的平衡館」の立体LEDシアター「クラスラ」による”生命38億年・利他の旅”の巡回展示を行います。地方自治体、美術館、博物館などの特別展・イベント等へ貸し出し、生物多様性の理解、環境教育推進、理系的知性の育成に寄与します。

教育普及事業

読書会
全国の小学生を対象に、福岡伸一の教育絵本『ホタルの光をつなぐもの』等の読み聞かせ会を、各地で行います。これまで三重県菰野町、北海道紋別市、熊本県大津町、岩手県北上市にてジャパンマテリアル(株)によるプロジェクションマッピング設備の供与を得て開催してきたものを、発展的に実施します。
(※開催にあたっては、地方自治体に協賛を依頼します。)

体験教室
福岡伸一をはじめ、生物、科学分野の専門家の協力も得ながら、実際に自然と身近に接するような体験プログラムを実施します。

講演、セミナー、シンポジウム、教育プログラム
EXPO閉幕後も、講演、セミナー、シンポジウム、教育プログラム、もしくは各種メディアを通じて、「いのち動的平衡館」のビジョンとフィロソフィーを、広く伝えていきます。